台湾の飲料水事情

台湾の文化

台湾の水道水は飲めない

台湾の水道水は飲めません。飲料水は、コンビニやスーパー等でペットボトル飲料水を買うか、水の自動販売機を利用します。水の自動販売機が並んでいる場所は現地語で「加水站」と表記されます。「加水」は「水を加える」、「站」は「駅」という意味なので、要はウォーターステーションです。

ちょっと旅行に行く場合は、スーパーやコンビニで買えば良いと思います。アパートを借りてある程度の期間滞在する場合は、単価がずっと安い加水站を利用すると良いでしょう。

スーパー・コンビニで飲料水を買う

スーパーやコンビニで水を買うのは簡単です。日本と同じで商品をレジに持って行き、お金を払えば購入できます。日本と同じでレジ袋は有料ですので、買うものが少量でない限り袋がいるかどうかは聞かれます。ポイントカードのあるスーパーでは、ポイントカードについても聞かれます。

中国語には四音(シセイ)と呼ばれる、音の上がり下がりがあります。日本語でこれに近い概念がイントネーションです。日本語ではイントネーションがデタラメでもおおむね通じますが、中国語では、四音がデタラメだとびっくりするほど通じません。日本語には四音の概念がないため、習得は難しく、特に初めて中国語を話す場合はとにかく通じにくいです。自信が無い場合は、必要な場合はうなずく、身振り手振りを加えましょう。必要な場合はうなずく、不要な場合は首をふると通じやすいです。

袋いりますか?

買い物をすると高確率で聞かれる質問です。買い物前に受け答えできるようにしておきましょう。

店員さんの質問

中国語 発音 意味
要袋子嗎? ヨダイズマ? 袋いりますか?

受け答え

中国語 発音 意味
ヨウ いります
不要 ブヨウ
ブヨン
いりません

ポイントカードありますか?

ポイントカードのあるスーパーで買い物をする場合には、質問されます。

店員さんの質問

中国語 発音 意味
你有卡嗎? ニヨカマ? カードありますか?

買い物をする時、単にカードというと「クレジットカード」を指すことが多いですが、台湾で「卡」(カード)は「ポイントカード」を指す場合が多いです。ポイントカードがある場合は単に差し出せば良いので、ここでは無い場合の受け答えのみを載せておきます。

中国語 発音 意味
沒有 メイヨウ ありません

加水站で水を買う

水の自動販売機

台湾の街の至る所に上記のような加水站が設置されています。加水站の自動販売機は何故かロボットの形をしているため、一目でぱっとわかります。

加水站を利用するには、水を入れるための巨大なペットボトルを用意する必要があります。加水站のお店で購入できるお店もあります。また、スーパーやコンビニでは日本では見かけないような巨大なペットボトル飲料水も売っていますので、空になったらその容器を利用しても良いです。

セルフガソリンスタンド方式の給水

給水方法は大きく分けて2種類あります。一つ目が、セルフガソリンスタンドと同じ方式です。ノズルをペットボトルに入れ、トリガーを引くと給水が開始されます。

ガソリンスタンド型給水

このセルフガソリンスタンド方式ですが、水の出口付近で雑菌が繁殖する場合があるそうです。そこで、出始めの水(1~2秒程度)は地面に捨てます。次に、ペットボトル内に雑菌が繁殖しているといけないので、ペットボトル内に水を少し入れ、フタをしてペットボトルを振って洗い、水を捨てます。念のため、2回くらい繰り返すと確実です。その後に給水を始めます。

ロボット体内での給水方式

もう一つの法域が、下記写真右側のロボットのように、お腹の下あたりにペットボトルを入れると、その上から給水されるタイプです。割と単価が高い水の自動販売機に多いです。しかし、体のそこから出てくるものって・・・いや、水だってことはわかっていますが、なぜ水がそこから出てくるデザインにした?!

お腹の下から給水式

このタイプは、最初に毒水ボタンを押して小毒水を出し、ペットボトルを洗ってから給水ボタンで給水するタイプもあります。ペットボトル内に雑菌が繁殖している場合があるので、少量の水でペットボトル内を洗ってから買うと良いでしょう。

ちなみに、このタイプの自動販売機は給水中に無駄に目が光るものも存在します。

ちなみに、巨大なペットボトルに入れた水はとても重いため、バイクでやってきて、給水後はバイクでお持ち帰りする方が多いです。バイクの免許とバイクがある場合は、バイクの利用をおすすめします。私は免許が無かったので、頑張って手でお持ち帰りしていました。

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