台湾はバイクがとてつもなく多い – 台湾での交通安全

通勤ラッシュ 台湾の文化

台湾では交通事故に注意しよう

私が台湾に住み始めた時、台湾人の妻からよく𠮟られたのは交通安全についてです。日本の間隔で道を歩くと、危なっかしくて見てられないそうです。ここでは、台湾の交通事情は日本とどう違うのか、どう気を付ければ良いのかを説明していきます。

台湾の交通事情

台湾ではとにかくバイクが多く、日本の間隔でいると少し危険だと感じるかもしれません。

バイクが主要移動手段

台湾内ではとにかくバイク、特に原付を数多く見かけます。通勤や日常の気軽な移動手段としてバイクをよく利用します。自動車よりもバイクの多いくらいです。通勤ラッシュ時間帯は、大通りがバイクであふれかえります。

2人乗りは日常茶飯事

日本と違い、バイクの2人乗りも珍しくありません。

バイクの2人乗り

3人乗りも珍しくない

なんと、バイクの3人乗りもたまに見かけます。

バイクの3人乗り

滅多に見かけませんが、一度だけ大人4人、子供2人の4人乗りしているバイクを見かけたことがあります。

大学生はバイク通学

大学生ともなるとバイク通学が当たり前のようで、大学付近の路上にはバイクがズラリと並んでいました。

大学付近の路上に並ぶバイク
大学付近の路上に並ぶバイク

信号無視が多い

さすがに幹線道路の信号無視はそこまで見かけないですが、裏通りのような交通量が少ない場所では、信号無視して進むバイクや車が多いです。とある夜に、交通量の少ない交差点で横断歩道の信号待ちをしている間に計5台の車・バイクが通り過ぎましたが、その5台全てが信号無視して通り過ぎるというすごい状況に遭遇したことがあります。

上記は極端な例ですが、信号無視の確率は日本と比べてずっと高いです。

台湾での交通安全

台湾の交通状況が、日本より危険だというのはわかっていただけたと思います。では、どうやって気を付ければ良いのでしょうか?

歩道を歩くときはなるべく車道から離れる

台湾の交通事情から想像に難くないと思いますが、台湾では交通事故が非常に多いです。交通事故の大半は車道で発生します。つまり、車道に近ければ近いほど事故に巻き込まれる可能性が高くなります。

台湾の歩道は自動車やバイクが駐車されていることが良くあり、歩道側に出ないと進めないこともあります。その場合は車道の状況をよく確認してから進みましょう。

青信号でも安心しない

歩行者用に信号が青信号だからと確認しないで道路を横断してはいけません。道路を横断する時は以下に注意しましょう。

横断する前に左右を確認する

横断する前に左右を確認して、こちらに向かってくる車両がいないか確認します。特に信号が青になった直後は、無理に交差点を横断しようとする車両に要注意です。

また、信号無視をする車両が多いので要注意です。信号無視をする車両は、他の車両がいないかに気をとられて歩行者に気が付かないことがあります。特に、該当が暗い交差点では注意してください。

歩行者より左折車・右折車優先

台湾では、信号のある交差点でも左折車・右折車が実質的に優先となっています。つまり、青信号で横断歩道を横断していても、左折車や右折車が容赦なく突っ込んできます。衝突しそうなら止まってくれるかもしれませんが、歩行者が気を付けて道を譲った方が安全です。

これは、前から曲がってくる車両だけではなく、後ろから曲がってくる車両に対しても例外ではありません。道路を渡るときは前方、横、後方に注意して渡ります。

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