大仏の目の前でお肉を食べる火鍋店
台湾高雄市には、大仏の目の前でお肉を食べる火鍋レストランがあります。仏教では肉食を禁じていますが、その大仏の目の前で肉を食べるという、なんともユニークなレストランです。
場所
その火鍋レストランは、少し遠いですが台湾高速鉄道の駅「左營駅」から徒歩で20分程度でアクセスできます。台湾高速鉄道の左營駅からMRT(地下鉄)に乗り換えて一駅の「生態園区駅」が最寄り駅で、そこからなら徒歩6分程度となります。
お料理はおいしい
観光地のレストランや、インパクトで勝負するレストランは味がイマイチでもお客さんが来るため、味がおろそかになったりすることも多いですが、このお店は例外で、お料理はとてもおいしかったです。
和食メニュー
台湾では和食も良く見かけます。このレストランも例外ではなく、和食メニューがありました。本店ではタブレットを使って注文するのですが、そのタブレットに「日本料理」というカテゴリがありました。
これは寿司のようです。
これはサラダでしょうか?これがこれが日本料理と言われると違和感を感じるのは私だけでしょうか?
これは寿司のようです。どことなく外国っぽい雰囲気の漂う寿司です。
現地に行ったら現地料理を食べたいのと、写真をみて何となく嫌な予感がしていたため、スルーしようとしたのですが、妻の強い希望により寿司を注文することにしました。
それで出てきたのがこちらです。寿司の上に何か乗っています。一体なんでしょうか?
料理は店員さんがテーブルまで運んでくれますが、醤油はセルフサービスとなっています。この「日式」というのが「日本式」という意味です。つまり「日式醤油」は「日本の醤油」ということです。
これは本当に日本の醤油でしょうか?やけに色が薄い気がします。この醤油で寿司を食べてみましたが、だいぶ甘い醤油でした。
台湾では日本と比べ、甘いものが好まれます。ポップコーンも塩味はほとんど無く、キャラメル系の甘い味付けが圧倒的優勢です。せんべいも売っていますが、甘いせんべいが人気で、日本で一般的な塩味の効いたせんべいはあまり見かけません。この醤油も「日式」と言いながら、台湾人の好みに合わせたものになっていたのでしょう。
しかし、日本でも台湾料理等が日本人の好みに合わせて味が変わるというのはよくあることです。ここはお互い様でしょう。
おいなりさんも食べてみましたが、こちらは日本とほぼ同じ味でした。日本でも甘味のある味のため、そのままでも台湾人好みの味なのでしょう。
お店の内側・外側共に煙が漂う演出
店内のにある大仏の前からも煙が漂う演出がありましたが、店外でも同じ演出が見られました。
ということで、和食以外はとてもおいしいだけでなく、大仏のインパクトもすさまじいものでした。高雄市に旅行する際は、この天水玥秘境鍋物殿に立ち寄ってみるのも良いと思います。
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